キングオブコント余波

なんか、世にあるバッファさん批判とか、あまりに酷いのでもう何も書きたくないなあとか思っていたんですが。特にyahoo!は酷いねー。「キングオブコント、バッファロー吾郎が優勝」とかいう記事の下に、「八百長云々」の全く無根拠な罵倒コメントが掲載されていて、それに多くの支持が集まっているという現状…。

そういう流れで、ダイノジ大谷さんのエントリは本当に心打たれた。

http://ohtani.laff.jp/blog/2008/10/post-2f31.html

SPA!の藤村さん(水曜どうでしょうディレクター)インタビュー*1から、KOC審査員席でのFUJIWARAや、打ち上げでの話。今回の大会の(そしてももっと言えば、M-1や他お笑い賞レース番組の)お笑い界への貢献って、こうした大きな場を多くの人の凄まじい労力を使って作り上げているという事だと思うなあ。その分(勿論背景にはお金=視聴率の話や、業界内での権力の話などあるだろうけど)お笑いの世界って色んな人に支えられている、恵まれた業界なんだなあと思います。

こうした大きな場で作り上げられるドラマを見ると、また次回も、と思ってしまう。次回はバナナマンがどう出るのか、そしてFUJIWARAは。

勿論、システムに関する不満とか、ないわけではないけど、それは改善していけば良いんだから。面白いコントが見られて、その後ろに真剣なドラマがある、(僕たちの大好きな)お笑いの番組が今後も作られていくのだったら、こんなに嬉しい事はないです。

http://blog.livedoor.jp/k_sfv8539/archives/51385819.html

バナナマンの凄さがわかってればわかってる人ほど、
この後待ち受けてる結果にはもう渋々でも
納得してしまったんじゃないかなぁと思います。

http://d.hatena.ne.jp/seppaku/20081008/king_of_conte

「なぜそのネタを5分でやった!?」と。完全版を今春の傑作選ライブで見たのですが、軽く15〜20分くらいあるネタなのに、そのどれもがそぎ落としてはいけない要素だったというのが、今回のネタを見て痛烈に感じた。

バナナマンのあのネタは、こういう事情があったのか。単純な戦略ミスだったのかもしれませんね。この「失敗」を踏まえて、次回どんな活躍を見せてくれるのか、凄く楽しみです。

*1:余談だけど、今のテレビ業界の人って、もっともっと藤村さんから学ぶべきだと思うんだけどなあ