新作が出来た!二枚もっ!

ご無沙汰しておりました。mcatmです。新作完成のお知らせを携えて、戻って参りました!

思い起こせば、超絶スランプに陥っていた2008年、6月ぐらいにとあるレーベルの方からmyspace越しに音源を送ってくれと言われ、制作途中のアルバムを送るわけにもいかないので、もう一つ兼ねてからアイディアのあった、「過去の音源(ライブやリハーサルの音源も含む)を使ったアルバム」を二週間ぐらいで編集。その件はあまり進捗が無かったのですが、出来上がったものを聞いていたら、「あら?これは私が好きな感じの音楽じゃあないかしら…?」との気づきを体験し、あらよっ!っと一念発起して制作したのが今回のアルバムになります。

もっとチャチャっと良い感じに仕上がるかなと思っていたら、途中出口のところで引っかかって、結局9ヶ月かかってしまいましたが、その間に曲数はアルバム三枚分に膨れ上がり、すっかり三枚作る心づもりだったのですが、三週間程前にラフミックスを彼女と聴いていたら、他人の耳を意識して聴いていたのでアラがボロボロと手からあふれる程に零れ落ち、結果、ダメな曲を省いてシェイプアップ。無事ここに、二枚のアルバムが完成しました。

タイトルは「always, the words come in suddenly」と「2」と言います。ライブでもよく演奏する曲もあれば、メンバー誰もが忘れている類の曲も、リハスタジオで遊んでいるだけの曲も収録されていますが、断じてライブアルバムではありません(聴いた方が、これをライブアルバムと感じるかは別問題です)。サイケデリックバンドのレコーディングマナーを、あらぬ方向に進化させた最新メソッドとも言えるし、単にいい加減なだけかもしれませんが、一回性に満ちた「記録物」を永遠に帰する為のあらゆる手法を使い、おそらく「ポップミュージック」として聴けるんじゃないかなあ、とは思うのですが!(但し、前作を気に入ってくれた方々に、卵を投げつけられないかは、死ぬ程不安であります。前作の時に書いてくださった、素晴らしい褒め言葉の、真逆のような態度に、不快を表明する方もいるかもしれず、これが世に出る頃には俺は恐怖で死んでるかもしれない)

drawing4-5 / always, the words come in suddenly

1. 牧童の引き裂かれた団欒 - the torn circle of cowboys
2. 棄てられた物語 - the abandoned story
3. 行動主義者のうそつき! - aktionist, you're a liar!
4. 知恵の果実 - fruits of wisdom
5. 海を眺める夜の松明 - night torch overlooking the sea
6. つぐない - sacrifice
7. 転げ回る怠惰 - idle day
8. 天国みたい - heavenly feeling
9. 便りはいつも突然に - always, the words come in suddenly

drawing4-5 / 2

1. そして淫夢は続く - the night of succubus
2. マチュピチュ - machu picchu
3. 逃避行 - a long walk
4. 呪いと治療 - curse and cure
5. テムズ川 - river thames
6. 一人遊びの姫君 - the queen in solitaire
7. あきらめ - resign yourself
8. 想像の溝を超えて - beyond the ditch of the images
9. 沢蟹と雨雲 - crabs and cloud
10. 錆 - the rust
11. フォーカス3 - focus3
12. アレクサンダー・ヨールト氏の右足 - alexander yogurt's right leg

さて、この二枚の発売ですが、今のところ、全く決まっていません!これから決めますが、自分では出さないことは決定しております。「always, the words〜」は海外、「2」は形式も国籍も問わずに、発売したいと思っているので、興味のある方、もしくはこことかいいんじゃねえの?とか思いついた方は、お気軽に連絡ください!

drawing4-5@pelepop.com