Pavement / Brighten The Corners : Nicene Creedence Ed.

Brighten the Corners: Nicene Creedence Edition

Brighten the Corners: Nicene Creedence Edition

恒例のPavement再発シリーズ第四弾が来たので、久しぶりにタワレコ行って買ってきた。

毎回、この時ばかりは血がたぎるんですが、ご多分に漏れず。今回は本編を久しぶりにマジで聴いたら、普通に内容が良くてビックリした。あまりに良かったので引きずられて、そのまま次のリハではかなりオルタナっぽい、しかし良い曲が生まれたぐらい。想像妊娠みたいなもんですね。

名曲「Shady Lane」は、「何もわざわざPavementがやることねえのに」っていう理由でそこまで推してないんですけど、そういう高ニみたいな感想差し引いて聴いたならばやっぱ世間の評価と寸分違わず名曲だし、「Stereo」の事を忘れがちだった自分にカツ入れした。やっぱ、ビギナーには、「Crooked Rain」かこれですね。お勧めします。

個人的には、当時から「Starlings of the Slipstream」がお気に入りかな。本編では。

本編も久しぶりってぐらいだから、シングルは言わずもがな。B-SideトラックにはScottの曲に名曲が多い、というのが何度も繰り返している持論なんですが、この頃はそうでもねえかも。SM謹製の「Harness Your Hopes」が傑作。でも、これってTerror Twillight収録の「Spit on the Stranger」のシングルのB面なんですよね。

未発表/ライブ音源ですが、これはまず「Nigel」に尽きる!本当に、mp3でしか出回っていなかった曲で、当時愛聴していたのに、MOドライブの事故で紛失し今に至るので、もう十年ぶりぐらいに聴けた思い入れ深い曲。今聴いてみたら、結構ラフで面白いんだけど、肝の部分で外さないさすがの仕事してます。何でこの曲はアルバムに収録されなかったんだろうね。

あと、「Space Ghost Theme」とか、今まで断片的にしか聴けなかったようなものまで収録してこのお値段。今から聴くならこちらをお勧めしますよ!

バットマンとの共演でメジャー感満点!(でもない)