エドはるみ、観たよ。24時間テレビ…。
今年は矢のごとく凄まじい27時間テレビを観ただけに、志がぶれただけでここまで観るに耐えないものが出来上がるのか、と少々ビックリ。
エドはるみの件は、前回のアンガールズが笑いに走ろうとして、激しい非難を浴びたらしいので、ああいう糞まじめな小学生みたいな演説かますのも仕方ないところなのかなとも思った*1。
でも、深夜に放送されてた、お笑い芸人集めてグダグダやるやつ。あれ、どうにかならなかったのか?
若井おさむの結婚式、恥ずかしい映像ランキング、世界記録に挑戦、熱湯風呂…等々、全くベクトルの異なる企画の数々が、タペストリのごとく細切れに放送されるもので、テンポが悪くて視聴者の得になってない。ヘッドスピンの世界記録に挑戦する若者をチュートリアルがリポートしたり、熱湯風呂に水着女子が入ったり(でも最終的にはこれぐらいしか見所なかったわ)、必然性も面白さも手前勝手に寸断された映像のゴミくずが、これでもかこれでもかと投げつけられてショックだった。多分にデコレーションの仕方に問題があるわけ。もう本気で笑わそうとする芸人の努力が水泡に帰すようなナレーション、台本の数々*2が、僕の繊細な心をチクチクと痛めつけたのだと思う。やっぱり、日テレって、お笑いの演出の仕方を決定的に取り違えているとしか思えない。
極めつけは、小島よしおが事務所の芸人(ダンディとか鳥居みゆき)を小馬鹿にする隠し撮り(風?)映像。ああいうの、去年もやって顰蹙買ってたし、度々取り上げられてはいつしか忘れられていくけど、あえて俺は問いたい。あれは誰が得する映像なの?ガチでもやらせでも、誰も得しないよ、あれ。でも小島本人はきちんとネタにして、相変わらずタフで順応性が高いところを見せつけたと思ったけど。