ダイハード4.0
ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/11/07
- メディア: DVD
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僕、ダイハード1の大ファンでして、本当に大好きな映画なんだ。五本の指に入るぐらいの。だから、2はともかくとして、3のダメさには本当に腹が立ったし、そんなんしか作れねえなら黙ってろ、と言いたくなった。勿論、続編が、4.0なんてちょろい小細工ともなって制作されてるなんて話聞いたときは、ゲンナリしてしまったんですが、ジョン・マクレーンが顔出しで「2も3も最悪だったけど」なんて本音でトークして、「でも4.0は1に匹敵するぐらい面白いから、見てくれ」なんて言った件で、すっかり観る気満々になっていたわけですが、時は流れ…。さっき観た。
そしたら、すっげー良いの!
初っ端から、すっかりミスターアルマゲドンと化したブルース・ウィリスが、テンション高めのアクションをこなしているのを観て、つぶやいたね、「ジョン・イズ・バック…」と(遠い目で)。1は勿論別格だから置いておいても、2・3は軽く凌ぐ出来でした。若干CG臭が鼻につくのですが、まあしゃあないし、結構本気で身体張ってましたね。
ジョン・マクレーンが一線を退いている間に台頭してきた、ジャック・バウアー*1との類似点/相違点も興味深く見れた。やっぱり、ジョンはダメな普通の人なんだけど、たまたま運が良くて生かされている感がある。今回も、1を意識したのか、弱いただの人間であるジョンという側面が、描ききれていたとは言えないまでも、所々で意識できるような作りだったと思う*2。
映画としてトータルで観ると、「24を二時間に凝縮した」と単純に言い切れてしまうような薄さもあって、単純に最高のアクション映画とは言い切れないところはあるんだけど、十分にハラハラさせられる、極上のエンターテイメントと、往年のファンが思い入れたっぷりに叫ぶ、ぐらいの事は許して欲しいなあ。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/10/24
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