宇宙商人/This Song

すっかり告知忘れていましたが、「宇宙商人」の!待望の!アルバムが!完成しました!CD-Rでじゃかじゃか売ってます。現在関西中心に。関東は、俺が頑張らないといかんのですが、興味ある方は連絡ください!

http://www.jetsetrecords.net/jp/%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%95%86%E4%BA%BA-THIS-SONG/product/812003577842
http://artrock-1.shop-pro.jp/?pid=14349175

宇宙商人というのがどういうユニットなのかと改めてお話しするとですね、我々大学時代から音楽を必死こいてやってきているわけですが、まあ様々な手法を使ってミューズにアプローチしているわけです。それが、この宇宙商人の久永君(DJメガネ)という人は、初めっからミューズに口づけされているような人でね。俺みたいなドブに浸かった音楽を地這いつくばってやっているダニのような人間ならともかく、あのエイプリルズの、今をときめくエイプリルズの今井君なんかと話をしていても、「なんで俺らが音楽続けているのに、一番才能に恵まれた久永君が全くアクションを起こさないのか…?」と嘆くような、そんなラージな奴なんですが。

そんな彼は、何をやっても上手くやってしまうもんだから、その場のモードに流れて、パワーポップからデジロック、ガールズポップからミニマル、ジャンクミュージックからダブまで、様々なモードで音楽を遊び続けてきたわけですが、そんな彼がバンド時代の宇宙商人のボーカルだった松岡さん(ejiki)と結婚し、その松岡さんが想像以上の歌姫っぷりを披露し、事実上のミューズとして幸せな降臨を果たしてから、現在に至るヒップホップ路線を突き詰めていたわけです。

そんな時代の集大成的アルバムである今作は、新録旧作織り交ぜて、これ以上無いぐらいの密度のポップミュージックが封じ込められていたわけだから、僕らも聴いて驚喜。久永君は歌うのを止めて、独特のフロウでラップするようになり、松岡さんもR&B調のメロディを紡ぎ出すようになったんですが、これを聴いてやはり宇宙商人の根底には一本筋の通った「ポップなメロディ〜ポップな展開への渇望」が脈々と流れているのだとはっきり気付いてしまった。

これははっきり言って事件でもなんでもなく、彼らにとってはただの通過点。この盤が注目されて、次の一歩を踏み出してくれないかなーと思い、僕もささやかながら協力させていただいております。(なんらかのオファー、販売希望、その他お問い合わせは、僕の方でも受け付けておりますので、ジャカジャカお便り下さい!pelepop@gmail.com)

まあ、とりあえず、myspaceで聴いてみてくれや。

http://www.myspace.com/utyushonin