Chris Cobilis&stina&Gutter Guitar in Penguin House

観に行ってきたよ、ペンギンハウス。

クリスとは、おそらく二年ぶりの再会。YouTube等では、何かあったのか?ってぐらいのヒゲもじゃっぷりだったので、会った瞬間撲殺されるんじゃないかと不安だったんですが、全然変わってない。「オーストラリアに来てよ」って言われたぐらいで、一方的に来てもらってばっかですね。金だねえ、問題は。でも、近い将来、行きますよ!

PexとStinaは初対面。Pexは野太い声のノイズ好き。音楽的にも、ジャパノイズとか好きなのがよく伝わってくる無骨なサウンドを奏でていたので、一緒に演奏出来ないのが残念。CD聴く限りでは、もっとブルータルな表現もするみたいなので、今日のUFOクラブが楽しみだなあ。

Stinaは、myspace上の写真では、8:2の確率でゴーレムみたいな感じの女子なんだろうなあ(失礼にも程があるわ)…とか思っていたら、最強の笑顔を持った滅茶苦茶可愛くて滅茶苦茶写真写りの悪いお嬢さんでした。動いてる本人は、すこぶるキュートですよ。ライブはもう圧巻。ただただ可愛いとか、ただただ奇麗とか、安定度の高い表現とはちょっと違う、異物感のあるトイトロニカで、ポップミュージックとしてとても聴きやすいし、楽しい表現なんじゃないでしょうか。16日のライブは、下手するとポップミュージックから逸脱して、素直に楽しみにくいライブになってしまう可能性も、これで解消され、俺も肩の荷が降りたわー。

ところがChrisのライブも、前回よりも引き締まった印象で、全く飽きずに聴けた。彼のやってる「the Tigers」*1のナンバーも交えつつ、幾分アシッドフォークに軸足を移した幽玄なステージでした。

ということで、今日もこれから高円寺UFOクラブで彼らのライブを観てきます。16日は是非来てくださいね!

nimn.1
2008.8.16[sat] at 高円寺円盤
charge. ¥1500 start. 19:00-
starring. drawing4-5 / chris cobilis [from australia] / 小さいテレーズ / stina [from australia]
http://nimn.rippingyard.com/

昨日は、当日知ったのですが、尾上祐一さんのバンドも出演だったので、偶然の再会に驚きながら、彼らのライブも鑑賞。他人と合わせる際には、インプロヴァイゼーションのイメージが強かった尾上さんですが、バンド形態になるとかなりカッチリとした楽曲を演奏していて、その完成度の高さに驚愕。丁度、レコメン聴いていたので、しっくりと腑に落ちるライブでした。

他に出演した「盆ノ窪」というバンドも、非常に良い演奏(特にドラムの人の異形ぶりが印象に残ります)を聴かせてくれたので、昨日のライブは大満足でした。本当に人入ってなくてビビリましたが、皆さんお暇だったら行ってあげてくださいね…。

*1:命名後、同名のグループサウンズバンドの存在を知ったそうです。「滅茶苦茶有名だよ」って説明したら、肩を落としてました